第2弾!! ドッグ(犬用)ラッシュガードの作り方教室を開催しました!!

第2弾!! ドッグ(犬用)ラッシュガードの作り方教室を開催しました!!

7月20日(土)に、第2弾の「ラッシュガードの作り方教室」を開催しました!!

今回も3名様をお迎えし、楽しくワイワイと製作していきました☆

今回ご参加くださった方々は全員わんちゃんと一緒。
そして、ご主人様や付き添いわんこさんたちも一緒♪という、とっても賑やかな感じの会となりました(^^)

さてさて、では早速当日の様子をアップしていきたいと思います!

まずは、我が家の新しい家族のご紹介から。
実は、前回開催した作り方教室が終わった後、わんちゃんをお迎えさせていただきました!

ビション・フリーゼ、7歳の女の子。
すーちゃんです。
ウェルフェアポート湘南という聴導犬育成団体さんで聴導犬のお母さん犬をしていたのですが、この度引退することになり、私のもとにお迎えさせていただけることになりました。

昨日やっと新しい名前を決めまして、今はアンジュちゃんになりました!
ビション・フリーゼはフランスのご出身ということなので、フランス語から選んでみました。
フランス語で、「天使」という意味だそうです。
これから、よろしくね。アンジュちゃん(^o^)

今回は、アンジュちゃんにモデルさんになって貰って、皆さんがこれから作るラッシュガードの見本を着用してお披露目させて頂きました。
中々いいアングルでカメラの方を見てくれないアンジュちゃんです(^^);

作業中、私の足元にいる様子を写真に撮って頂きました。
可愛いね❤

ピンクのストライプ生地を身頃に、袖やタートルネック部分を無地ピンク生地で仕上げています。

さてさて、お披露目をさせて頂いた後は、早速作業開始です!

まずは前回同様パターンの貼り合わせ作業から。

皆さんお知らせいただいたわんちゃんのサイズを基に製作したパターン[型紙]をそれぞれにお渡しし、裁断線に沿ってカッターでカット。
資材用マスキングテープで貼り合わせていきます。

皆さん、真剣です。

パターン[型紙]の貼り合わせが終わった方から順番に、生地の裁断に入っていきます。

前回、裁断に時間がかかってしまったので、今回は身頃およびリブ、ハイネック生地については私の方でカッティングし、袖はチャコペンで印をつけたあと裁ちばさみを使って各々座席で作業して頂くスタイルに変更いたしました。

ちなみに、リブとは袖周りと裾周りを引き締めて縫い仕上げるためにゴムのようなイメージで使う生地のことです。

当店のラッシュガードはハイネックで作っていただくのですが、わんちゃんのサイズによってベストな幅が変わってきます。
まずは実際にサイズを測ったり、様子を見ながらサイズを決めていきます。

今回ゴールデンのハンナちゃん、ネックの幅は7cmで仕上げることにしてみました。

リブ箇所に使う生地を裁断中。まっすぐに切るときなどは特に裁断マットと別裁ちが手放せません・・・。

長めに裁断したリブ箇所に使う生地を、各々の適切な長さに切っていただいています。

裁断が終わりました! 
いよいよ、縫製作業の開始です!!

みなさん、ロックミシン初めて!
とおっしゃる方々でしたので、私の作業を見てくださる目も真剣そのもの!

まずは袖にリブ生地を縫い付けていきます。
縫い縮ませるようにミシンに差動を設定するのを忘れずに。
リブ生地を引っ張りながら、袖に合わせていくように縫い付けていきます。

ロックミシンは生地の端を裁断しながらかがり縫いしていくミシンになります。
下に重ねた生地が少し上の生地からはみ出るように重ねて縫っていくと、縫い漏れを防ぐことができます。
この辺のコツのようなことは、文字で説明するのが少々難しいところです・・(^^);

私の作業を見ていただいた後は、早速、ご自身で縫ってみるという作業に入っていただきました。

ラッシュガード生地は布端がちょっとくるっと内巻きになってしまうので、きれいに重ねた状態でミシンの押え金の下に入っていきにくく、みなさん苦心されていらっしゃいました。

そんなときは、「平らなもの(私は現場では糸切狭を活用しました)を、重ねた生地の上からスライドさせるようにして押え金の下に入れ込んでいく」といった小技を使いながら作業していきます。

ママたちはなにやってるんだろうな~。
なんて思っているんでしょうか(^^)
皆さんの作業中は、わんちゃんたちには足元で自由に過ごしてもらっていました。

皆さんに作業していただきつつ、ちょっと難しいかな・・と思われるところはお手伝いしつつ・・。

傍らではハンナちゃんがそぉ~っとお見守り中(^^)

大分、形になってきました!!

裾周りのリブと首回りのハイネック部分については、縫い合わせ部分をしっかり揃えた方が仕上がりがきれいですので、仕付け糸を使って仮止めしてからミシンで縫製して頂くことにいたしました。

下の写真では、その合わせる箇所の説明をしています。

最初の方で、ロックミシンは布端を裁断しながらかがり縫いしていくミシンだと説明をさせて頂いていました。
裁断しながら縫っていくので、縫う途中で誤ったところを裁断してしまう・というショッキングな出来事が発生してしまうこともあります・・・。

そんな時は、まず一呼吸おいて冷静に・・。
切れてしまった場所を確認。
このままでは進められないな・・という状態であったら、気持ちを切り替えてやり直しをします!!

活かせる部位は残しつつ、活かせない部位の縫い合わせ部分をほどきます。
そして、改めて生地を裁断して部位を切り出し、縫製し直します。
今回は、腹身頃と片方の袖を切ってしまったので、改めてその部位のパターンを使って生地を裁断し、縫製し直しました。

失敗しても、大丈夫!!
生地もゆとりをもってご用意していますので、安心してやり直し致しましょう(^^)

途中、ミシンの糸調子が崩れてしまったり・・私の方で色々手間取ることも多く、前回同様時間が大分押してしまいました・・。
お手伝いをしながら、急ピッチで作業を進めていきます。

ソファーで寛いでいるのは凪ちゃんとお付添いのわんちゃんたち。
みんなを見つめるハンナちゃん♪
ハンナちゃんも乗ってみたいのかな(^.^)

ちなみに、この下のお写真のわんちゃん。
ブリュッセルグリフォンという種類のわんちゃんだそうです。
とっても珍しいですよね!!
お名前はガビーちゃん。
あまり見かけないわんちゃんで、とってもキュートなわんちゃんでした☆

様々な苦難を乗り越えて、ミシン作業は完了です!!
形になりました!
後は、糸始末などの最後の仕上げのみ。
各自座席で糸と針を使いながらの手作業です。

完成しました!!
まずは凪ちゃん。
真っ白の被毛にビタミンカラーが綺麗に映えています。
すごーくよく似合うよ(^o^)

作業が終わりに近づき、皆さんの表情にもゆとりが出ててきたように思います。
笑顔でご歓談!

ガビーちゃんもかわいい♪
つぶらな瞳とネイビーカラーのお袖の色がマッチ。
身頃のピンクが全体の雰囲気をよりキュートにしてくれているように思います(^o^)

ハンナちゃん。
ピンクのモンステラ柄が華やかですね!!
大きな柄が活かされるのはやっぱり大きなわんちゃんならでは!という気がします。
大きいから大きな柄が似合うねー!
と皆さん感心していらっしゃいました(^o^)

ラッシュガードは水遊びをするときに着るウェアです。
水に濡れると生地が伸びやすくなるため、かなり身体にビシッとフィットするように設計しています。
最初はキツくて着せられないかも・・と不安そうな参加者さんもいらっしゃいましたがきちんとフィットして着せられています。
普通のTシャツ生地で作るラグランTシャツ袖なしTシャツは、もう少しゆとりのある設計にしております。

最後はみんなで揃ってパチリ!
正面から。

そして、後ろ姿も☆

ハンナちゃんとも戯れながらお写真を撮っていただいちゃいました☆
左後ろでくつろいでいるのは、TiPiさんのパートナー。
ラブラドールのアウラちゃん。
もうだいぶシニアさんなので、ゆったりとのんびりと過ごしています。

完成してほっとひと時コーヒーTime。
アンケートを書いていただきながら、今回の感想等を伺いました。

楽しかったけど、難しかったーっっ(><)

またやってみたい!

とのお声をいただきました(^^)

 

皆さん本当に根気よく取り組んでくださいました。
完成!
おめでとうございます!!!

本当に、お疲れさまでした!(^o^)!

一度ご参加いただいた方向けに、フォローアップ講習も企画したいと思っています。
既にパターンをご購入いただいていますので、パターン代不要。
参加費をグッと抑えめにしてご提供したいと思っています。

今回はラッシュガードの作り方教室を企画しましたが、通常のTシャツの作り方教室も開催予定!
こちらでは、首回り、袖周り、裾周りをパイピング処理できる「カバーステッチミシン」をご体験いただくことにしています。

また、ぜひ、よろしくお願い致します!!

 

***編集後記***

実は!!
今回は、なんと若いご夫妻がご好意でお手伝いをしてくださるという特大スペシャルバージョンで開催させていただくことができました。

私にとってものすごく嬉しいサプライズであり、とても充実した時間を過ごさせて頂きました。
微に入り際に渡り、細々と気遣ってサポートしてくださいました。
お写真もたくさん撮ってくださり、今回この記事を書くことができています。

本当にありがとうございました。
会場をご提供してくださったTerrace-TiPiのオーナーさんにも沢山のお心配りをいただいています。


みなさんのお力添えをいただいて、楽しい会にすることができました。

ご参加くださった皆様、お手伝いをしてくださった方々、そして、会場をご提供してくださったTipiさん。
全ての皆様に感謝しています。

本当に、ありがとうございました!!

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