今回のシリーズでは、FitWanで作成したオーダーメイド型紙を使ったわんちゃん用のTシャツの作り方を紹介します。
※FitWanでは、型紙ご購入の際に、手作りが初めての方のための手引きも同梱しています。あわせてご参照ください。
FitWanの作り方教室を開催した時は、3時間のコースとなっていますが、慣れてくるとそこまで時間はかかりません。
現在販売中の型紙の縫製にはロックミシンを使用します。(今回はパイピング部分にカバーステッチ用のミシンも試用しています)
ご家庭にロックミシンがない、という場合は、FitWanの作り方教室にご参加いただくと、実際のロックミシンを体験しながら作成することができます。試してみてからミシン購入を決める方も多いので、ぜひご活用ください。家庭用ミシン用の型紙は、現在作成中です。もう少し待っていてくださいね。
本日のモデルは我が家のアイドル アンジュです。
ドッグTシャツ型紙のこと
事務所移転以降、 FitWan では、ご購入いただいたお客様ひとりひとりにオーダーメイドで作成した型紙を、一枚の大きな紙にプリントアウトして折りたたんだものをレターパックでお届けしています(ここに手順書も同梱します) 。 以前は何枚かの紙に印刷していたのですが、貼り合わせる手間がなくなりました!本などから型紙を利用される場合は複数のセットの中から、自分のわんちゃんの分を書き写すなどの作業も必要でしたが、 FitWan の型紙なら切りとるだけですぐ使えます。
型紙例 ひとつひとつオーダーメイドで製図します
FitWan でオーダーメイドを希望される方は、どちらかというと大型犬が多いです。既製品を買うとすると、合うかどうかわからないのに、やはり高いんです。そして、小型犬と比べると大型犬の方がどうしてもサイズが大雑把。胴回りを合わせると袖があわない、などと、皆さんミスマッチに悩んでいるんですね。
パターンさえきちんとしたものがあれば、ちゃんとわんちゃんに合うものができるし、量産もできます。私自身、そんなに難しくないから自分で作れるのでは?と考えたのがきっかけです。ロックミシンがないという部分がネックになる方は、ぜひ一度「作り方教室」を体験してみてください。
ドッグTシャツのための生地の選び方
Tシャツに使用する生地は伸び縮みすることが大切。ニット生地を選んでください。フライスの生地を購入したりする時は、ネットで購入することも多いですね。わんちゃんのサイズにもよりますが、50cm~1m用意してもらえればだいたいOKです。
色・柄の選び方のコツは、「柄はボディーに。袖は無地に」です。特に柄の中の一色を袖の色にすると、全体がまとまりやすくて失敗が少ないです。ご自身やご家族が来ていた古着などからのリメイクで手作りすることもできます。私たちのTシャツが2枚もあれば充分だと思います。今度特集してみますね。
ドッグウェア手作り初心者におすすめの柄は、お花のプリントなど「ランダム」な柄です。生地を裁断する時に、柄の向きや重なりをあわせることを考えなくてもいいので、あわせることに神経を使わずに済みます。 ちょっと難しいのは「シマシマ」。 縫い重ねる部分がきちんと合わないとちょっと残念なので、やや上級者向きです。
同じようにオーダーメイド型紙で、わんちゃんが水に入る時に使用する犬用ラッシュガードもご用意しています。その場合は「ラッシュガード用」として使える生地をご利用ください。
型紙と生地の準備ができたら、次は生地の裁断です。